FOMCとは(手短に復習)

FOMCは、米国の政策金利を決める会合です。年8回開かれ、結果は日本時間の深夜(多くは午前3時または4時)に公表され、 その30分後にFRB議長の記者会見があります。ドル円は米金利の影響を強く受けるため、 FOMCは1年の中でもっとも動きやすいイベントの1つです。基礎はファンダメンタルズ入門のFOMC回で扱っています。

なぜFOMCで急変するのか

急変の理由は、金利の数字そのものより「市場が織り込んでいた予想」との差にあります。 すでに予想されていた通りの結果なら、発表されても大きくは動きません。 逆に、予想と違う結果や、声明・会見のトーンが予想よりタカ派(利上げ寄り)/ハト派(利下げ寄り)だと、 織り込みのズレを一気に修正する動きが出ます。だから「結果が良い=円安」とは限らず、 予想との差とトーンを見る必要があります。

FOMC当日までに整理しておく事前チェックリスト、想定内・タカ派サプライズ・ハト派サプライズの3つの反応パターンと それぞれの対応、発表前・直後・翌日の行動ルール、そしてコピーして使える記入テンプレートを、ここから順に説明します。 どのパターンが来ても慌てないための準備なので、方向を当てる作業ではなく……