週間相場振り返り 2026/06/28 – 07/04

今週の気になった値動き、データ、ニュース、論文などをまとめます。

今週の外為市場

【29日】

●東京
ドル円は161円台後半で方向感に欠ける展開となりました。米利上げ期待が相場を支える一方、為替介入への警戒感から積極的な上値追いは見られませんでした。ユーロドル、ポンドドルは小幅な値動きにとどまり、クロス円はアジア株高を背景に円売りが優勢となり、ユーロ円、ポンド円ともに底堅く推移しました。

●ロンドン
全体としてドル安・円安の流れとなりました。米雇用関連指標を控え様子見ムードが強く、ドル円は161円台後半で推移しました。ユーロドルは1.14ドル近辺まで上昇し、ユーロ円やポンド円も円売りを背景に堅調な動きとなりました。

●NY
ドル売りがやや優勢となりましたが、日米金利差を背景にドル円は高値圏を維持しました。ユーロドル、ポンドドルはともに買い戻され、クロス円も円安基調に支えられて底堅く推移しました。

 

【30日】

●東京
ドル円は1986年以来となる162円台へ上昇しました。仲値にかけた実需のドル買いや株高、日銀の利上げ期待後退が円売りを後押ししました。ユーロドル、ポンドドルはドル高に押され軟調となりましたが、クロス円は高値圏を維持しました。

●ロンドン
ドル買い優勢の流れが続きました。ドル円は162円台前半で推移したものの、介入警戒感や大型オプションが上値を抑えました。ユーロドル、ポンドドルはともに軟調で、米雇用関連指標を前に様子見姿勢も強まりました。

●NY
ドル円は一時162.65円まで上昇し約40年ぶりの高値を更新しました。介入実績が確認されなかったことも円売りを後押ししましたが、ドル売りも入り乱高下しました。ユーロドル、ポンドドルは買い戻され、クロス円も底堅さを維持しました。

 

【1日】

●東京
ドル円は162.84円まで上昇し、高値圏を維持しました。米雇用統計への期待や日米金利差がドル買いを支えましたが、財務官の円安けん制発言を受けて上値はやや抑えられました。欧州通貨はドル高の影響で上値の重い展開となりました。

●ロンドン
米雇用統計への期待からドル買いが優勢でした。ドル円は162円台後半で推移しましたが、介入警戒感から一段高には至りませんでした。ユーロドルは軟調となる一方、ポンドは新政権への期待を背景に比較的底堅く推移しました。

●NY
ドル円は162円台後半まで買われた後、FRBウォーシュ議長のインフレ鈍化発言を受けてドル売りが入りました。それでも下値は限定的で、高値圏を維持しました。ユーロドル、ポンドドルは下げ渋る動きを見せました。

 

【2日】

●東京
ドル円は介入観測報道をきっかけに円買いが強まり、162円前半まで下落しました。米雇用統計や米国市場休場を控え、ポジション調整が優勢となりました。ユーロドル、ポンドドルは小幅高となる一方、クロス円は軟調でした。

●ロンドン
介入警戒感が一段と高まり、ドル円は160円台後半まで急落しました。その後は買い戻しも入り乱高下となり、市場は介入を強く意識する展開でした。ユーロドル、ポンドドルは上昇し、クロス円は大きく下落しました。

●NY
弱い米雇用統計を受けてドル売りが加速し、ドル円は160円台半ばまで急落しました。FRBの利上げ期待が後退したことに加え、介入警戒や薄商いも円買いを後押ししました。ユーロドル、ポンドドルは上昇しましたが、クロス円は軟調でした。

 

【3日】

●東京
ドル円は前日の急落後に161円台半ばまで買い戻されましたが、米利上げ期待後退を背景に上値は重く、161円台前半でもみ合いました。ユーロドル、ポンドドルは反発し、クロス円も底堅く推移しました。

●ロンドン
薄商いの中でドル円は一時160円台まで下落したものの、その後は161円台前半へ買い戻されました。ユーロドル、ポンドドルはドル売りを背景に上昇しましたが、週末と米国休場を前に積極的な売買は限定的でした。

●NY
米独立記念日の振替休日のため休場。
7/4が土曜→前日金曜が振替休日に、7/4が日曜→翌日月曜が振替休日になります。

  

【来週の値動き】

ドル・円は底堅い展開が見込まれる。米6月雇用統計の悪化でドル買いはいったん後退したが、7月分を見極めたいとの見方もあり、ドル売りは限定的となりそう(というか、なんで6月分が悪かったのかよく分からん)。

一方、日本では介入警戒が継続なので、米ドル円のボラはまだまだ低そう。

 

今週の重要ニュース

  • 6/28、フランス公衆衛生庁の声明文によると、記録的な猛暑の影響で、25日および26日の1日当たりの死亡者数は1400人を超え、4-5月の1日当たり900-1000人から増加した。
  • 6/29、円が対ドルで約40年ぶりの安値となる161.98へ下落した。
    → その後、162.60まで下落
  • 6/30、高市首相は2040年度に国内民間設備投資230兆円、名目国内総生産(GDP)で1100兆円に迫る経済の実現を目指す考えを経済財政諮問会議で明らかに。
  • 6/30、米連邦最高裁判所は米国内で生まれた子供に原則として国籍を与える「出生地主義」を見直す大統領令について、違憲との判断。一方、出生時の性別は男性だが女性を自認するトランスジェンダー選手が女子スポーツに参加することを禁じた州法は容認する判断。
  • 7/1、ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、インフレリスクはここ数週間で低下したとの認識を示した。
  • 7/2、6月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想11万人増加のところ5万7000人増加(前月比)となり弱い結果に。失業率は4.2%に低下したが労働参加率低下によるもの。

 

 

 

ファンダ

CME投機筋ポジション(水曜日時点)

JPYは小動き。

 

米10年債はロングが+3.4万枚、ショートが-4万枚。しばらく利上げも利下げもなさそうなので難しい所。

 

Goldは今週も小動き。

 

   

今週・来週の経済指標・休場

雇用統計Weekが終わりました。ADP、ISM、NFPともに弱めでしたね。インフレ懸念は後退しましたが、米経済大丈夫?と思われ始めたような・・・

 

来週はISM非製造業に注目です。

 

 

 

値動き

各指数の値動きをまとめます。

各国株式指数

今週はどの株式指数もほぼ横ばいでした。

 

 

Gold

Goldは順調に上昇しましたね。ど底近くの$3,970で買えたので満足ですが、来週$4,150を割ることがあれば決済します。逆に$4,200を抜けたら$4,300までは早いと考えています。

 

FX通貨ペア

ポンドが買われているのがよく分からんが、首相退陣の影響かしら? 

 

各国国債利回り

国債利回りは上昇傾向。 

 

ヒートマップ(週間騰落)

米株は広範に買われました。今週もLLY(イーライリリー)が好調ですな。

 

日本株は、キオクシアが一時最高値から28%下げる状況に。現在はリバって12%下げまで回復。株怖い・・・。

 

世界株も全体的には買われました。

  

クリプトは、年初来安値での攻防です。来週も目が離せません!

 

 

  

MQL5.com新作

ラリー・ウィリアムズの『市場の秘密』(第10回):スマッシュデー反転パターンの自動化 

ラリー・ウィリアムズのスマッシュパターンを検証した記事です。スマッシュとは下図のような、高安切り下げ後高安切り上げでロング(ショートは逆)する形です。 

 

バックテストでも上手くいってるっぽいが、なぜか去年分しかないので、あまり期待せず興味がある人は長期バックテストを行ってみてください。

 

 

 

AI関連

  • 7/1、Anthropic、Claude 5 Sonnetを発表
  • 7/2、Anthropic、Fable 5の提供を再開
  • 7/3、中国アリババ、米アンソロピックのプログラミングAIを利用禁止に(R)

 

 

 

健康

Association between oral frailty and well-being in community-dwelling older adults in Japan 

北海道大学大学院歯学研究院口腔健康科学分野歯科公衆衛生学教室の岩崎正則氏らの研究によると、オーラルフレイル(滑舌の低下、食べこぼし、わずかなむせ、噛めない食品が増えるといった「口の衰え」のこと)に伴うウェルビーイング(生活の質・幸福感)の低下に、低栄養や抑うつ、社会的孤立が関与している、とのこと。結果、

  • 日本の高齢者の約4割に口の機能の衰え(オーラルフレイル)が見られた 。
  • 口の衰えは幸福度を直接下げるのではなく、食欲低下や栄養不足、気分の落ち込み、他人との交流減少を介して間接的に幸福度を脅かす 。
  • 早期のスクリーニング(チェック)と、栄養・社会的サポートを組み合わせたケアが重要 。

とのこと。

これも何度も指摘していますが、口腔内の健康はマジ大事なので3-6ヶ月に1回は歯医者でクリーニングしてもらいましょう。

 

 

 

その他、ニュース・雑学など

~見た目は立ち耳でも、折れ耳関連変異を有する場合があることを確認~ 一部の猫で、成長に伴い耳が立ち耳様に変化する現象を確認

折れ耳で有名はスコティッシュ・フォールドに関する研究。 

スコフォの折れ耳は軟骨・骨の形成異常なので、繁殖には注意が必要です。欧州では繁殖禁止になっている国もあります(オランダ、ベルギー、ノルウェーなど)。僕もスコフォの丸顔が大好きですが、TRPV4遺伝子変異がないことを確認した両親だけの繁殖にすべきかなと思っています。

 

 

 

ハンタウィルス収束宣言

いつのまにか収束してた。

 

 

 

今週は以上です。良い週末を!

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