裁量用語を観測条件へ変える

曖昧な言葉目立つ高値強い変位きれいなFVGすぐ戻る実行前の数値条件左右2本より高い確定Swing High実体 ≥ 直近20本中央値×1.5FVG幅 ≥ ATR(14)×0.056本以内にCEへ初回回帰反対端を終値貫通で無効
数値は例です。結果を見る前に一つの判定仕様として固定します。

最小仕様には、対象シンボル、時間足、期間、タイムゾーン、Sweep水準、構造判定、FVG幅、入場方法、損切り、利確、保有期限、指標除外、コストを含めます。条件が成立した全候補を抽出し、勝った形だけを目視選別しません。

データと前処理

時刻規約

market_data.duckdbを使う場合はJSTネイティブで、日足境界は06:00 JSTです。週末ギャップが土曜早朝JSTにあるか確認します。ICTのET窓へ変換するときはDSTも扱います。

仮説と閾値事前登録仕様固定全候補抽出コスト反映同じ基準で採点期間・銘柄パラメータ頑健性デモ小サイズフォワード停止基準維持 / 停止再仮説化結果に合わせてSweep・FVG・MSSの定義を変えない
ICT用語の仕様化から、全候補の抽出、頑健性確認、フォワード監視までを一つの手順にします。

頑健性とフォワード

  1. 期間:年・ボラティリティ・トレンド局面をずらす。
  2. 近傍:閾値を少しずらして急崩壊しないか見る。
  3. 市場:FX、ゴールドなど別母集団で部品別に再検証する。
  4. コントロール:非Sweep、非Kill Zoneなど同条件の比較群との差を見る。
  5. フォワード:デモ→小サイズ→通常配分の順。最大連敗、平均R、滑り、ルール逸脱率の停止線を事前登録する。

レポートには年別×時間帯別損益ヒートマップを置き、行を年、列を0〜23時、右端を年合計、下段を時間合計にします。ホバーで損益・取引数・勝率を表示し、時刻はサーバー時刻とJSTを併記します。一般的な統計評価と過学習補正はバックテストの不確実性以降の検証コースで扱います。

実戦課題

第11回のモデルを一つ選び、コードを書く前に判定仕様書を作成してください。Sweep、MSS、FVG、時間窓、入場、失効、コストを、結果を見ずに判定できる文章へ変えます。

チェックリスト

ミニテスト

Q1. 「強い変位」の良い定義は?

誰が判定しても同じ条件へ変えます。

Q2. バックテストへ含める候補は?

結果による目視選別を避けます。

Q3. ICTの時間窓を検証するとき必要なのは?

Kill Zoneなどは時刻変換の誤りで別条件になります。

Q4. 失敗例が多かった場合は?

不都合な候補も検証結果の一部です。