今週の気になった値動き、データ、ニュース、論文などをまとめます。
今週の外為市場
今週は完全に米やイランが攻撃するたびに反応する相場でした。
【23日】
●東京
有事のドル買いでドル円は159.60円台まで上昇。欧州通貨はドル高で下落。
●ロンドン
「攻撃延期」発言で一転ドル売り、ドル円は158.20円台へ急落。原油も急落し市場は大混乱。
●NY
ドルの戻り売り優勢で158円割れを試す展開。停戦期待でユーロ・ポンドは反発。
【24日】
●東京
ドル売り→買い戻しで158円台後半へ反発。ただ方向感なし。
●ロンドン
様子見でレンジ。停戦期待とリスク警戒が拮抗。
●NY
停戦報道でドル売り急加速、ドル円は再び下落。ユーロ・ポンドは戻すも上値重い。
【25日】
●東京
地政学リスク再燃でドル買い、ドル円は159円台回復。
●ロンドン
停戦報道でドル売り→反発の往復。
●NY
ドル高優勢で159円台半ばへ。欧州通貨は再び軟調。
【26日】
●東京
159円台で高値もみ合い。160円手前で上値重い。
●ロンドン
オプション・四半期末要因で完全レンジ。
●NY
軍事報道でドル買い→攻撃延期で急落。結局方向感なし。
【27日】
●東京
介入警戒でドル円はやや軟化。ただ地合いは不安定継続。
●ロンドン
原油高でドル買い再開、160円接近。
●NY
有事ドル買いでついに160円突破、160.41円まで上昇。
【総括】
この週は完全にヘッドライン相場でした。
・攻撃 → ドル買い
・停戦 → ドル売り
このスイッチが何度も切り替わり、方向性は持続しませんでした。
ただし最終的にはドルが勝ち、160円突破となりました。構造としては
「短期はニュースで振らされるが、ベースはドル高」という的なイベント駆動+トレンド併存相場でした。
今週の重要ニュース
- イラン戦争によるスタグフレーション懸念から、世界の債券市場で今月、2.5兆ドル(約399兆円)を超える時価総額が消失。
- 3/24、ソフトバンクグループ傘下の英アーム・ホールディングスは、初の自社製チップ販売に乗り出す、と発表。
- 3/24、前日のアポロ・グローバル・マネジメントに続き、プライベートクレジット業界大手のアレス・マネジメントも、投資家からの資金引き出し要請に対し、支払いを半分未満に制限した、と発表。
- ウォール街の金融機関は、2026年の米経済見通しを下方修正。
失業率は年末までに4.6%に上昇するとの予想や、今年のインフレ率が3%に近づくとの見方を示している。
ファンダ
CME投機筋ポジション(水曜日時点)
JPYは今週も小動き。

米10年債はショートが5万枚増えました。利回り上昇に備えた動きか。

Goldはめちゃ小動き。

今週・来週の経済指標・休場
今週は大きな指標はなく、米ーイラン情勢に左右される1週間でした。

来週は月替りするのでNFP(米雇用統計)があります。要注意ですが、集計期間と米ーイラン紛争がはいっていないので、その影響が見られるのは、この次のNFPですね。

値動き
各指数の値動きをまとめます。
各指数
日経はちょい上げでしたが、米指数は軒並み下げました。イラン状況次第ですが、泥沼化という報道も、2-3週間で落ち着きそうという報道もあるので、なんとも言えませんね。

Gold
今週は、行ってこいでした。本格上昇が待たれるところですが、こちら完全にイラク情勢次第ですね。

FX通貨ペア
今週はドルが買われました。有事のドル買い。円は横ばいですね。

各国国債利回り
今週は、各国の国債入り回りが上昇しました。完全なリスクオフですね。

ヒートマップ(週間騰落)
米株は業種で下げました。右下のエネルギー系は当然上昇です。

日本株は騰落入り乱れています。

世界株も思いのほかしっかりしています。

クリプトは復活しそうな感じはありましたが、今週は下げですね。

MQL5.com新作
Institutional Anchored VWAP
Anchored VWAP(任意の地点から開始できるVWAP)を描画してくれるMT4用インジです。何度かここでも述べている通り、VWAPはおすすめテクニカルなので、使ったことがない人は試してみてください。

AI関連
- 3/24、Anthropic、Claudeがデスクトップを直接操作する「Computer Use」を一般提供開始
→ 他社のものより明らかに動作スピードは上がっている。まだモッサリしている
ので、あと倍くらい早くなれば一気に広がりそう。
健康
Association Between Pet Ownership and Incident Dementia: A Systematic Review
「犬や猫を飼うことは、私たちの将来の認知症予防につながるのか?」に答えたシステマティック・レビューです。
結果:
単に「ペットを所有している」だけでは効果はない。犬の散歩による身体活動や、ペットを通じた社会とのつながりといった「ペットと関連する行動」が、認知機能の維持において重要である可能性が示された。
飼ってるけど世話を他の家族に任せてたらあかん(少なくとも認知症予防にはならない)ってことですな。
その他、ニュース・雑学など
美しき「ラピスラズリ」新潟・糸魚川で国内初確認
国内でラピスラズリの産出が初めて確認されました。ラピスラズリといえば、『耳をすませば』を思い出しますね。

今週は以上です。良い週末を!

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