週間相場振り返り 2026/03/15 – 03/21

今週の気になった値動き、データ、ニュース、論文などをまとめます。

今週の外為市場

【16日】
東京は、カーグ島爆撃を受けた有事のドル買いでドル円が159円台を維持しましたが、原油調整と株の戻しで上値は重くなりました。ロンドンは中銀イベント前の調整でドル売り優勢、NYはホルムズ海峡安定期待で原油が急落し、ドル円は158円台まで押し戻されました。

 

【17日】
東京は原油上昇と株安でドル円が159.49円まで上昇しましたが、ロンドンでは原油高が続かずドルの売り戻しが優勢でした。NYでもドルの戻り売りが続き、ドル円は再び158円台へ下落しました。全体として160円手前で伸び切れない日でした。

 

【18日】
東京は中東警戒でいったん底堅かったものの、午後は原油安とドル売りで158円台半ばへ下落しました。ロンドンはFOMC待ちで様子見、NYは強い米PPIとFOMC後のパウエル議長の慎重姿勢でドル高が再燃し、ドル円は159円台後半まで上昇しました。

 

【19日】
東京は日銀会合の結果自体は無風でしたが、植田総裁会見後はタカ派受け止めで円買い優勢になりました。ロンドンでも円買いが続き、欧州天然ガス急騰と株安がリスク回避の円買いを後押ししました。NYでは原油下落も重なってドル円は157円台まで大きく下落しました。

 

【20日】
東京は休場でした。ロンドンはカーグ島占領・封鎖検討報道で原油急騰、有事のドル買いが再燃し、ドル円は158.90付近まで上昇しました。NYでも原油高と米金利上昇でドル高が続き、ドル円は159円台を回復しました。

 

【総括】
この週は、中東情勢と原油、そしてFOMC・日銀・ECB・英中銀という中銀イベントが相場を大きく振らせた週でした。前半は有事のドル買いで160円接近、後半は日銀後の円買いで157円台まで急落、その後また中東不安で159円台へ戻すという荒い展開でした。方向感が一貫していたというより、地政学リスクで上、原油調整や円買いで下という往復の激しい週でした。

  

  

 

今週の重要ニュース

  • 3/17、トランプ米大統領はイラン戦争への支援要請を多くの国が事実上拒否していることを受け、長年の同盟国を激しく批判した。
  • 3/17、米国の航空券予約状況は業界史上でも異例の好調さ(R)
    → 運賃値上がりを想定した駆け込み需要か、それを見越した各社のプロモーション
     のおかげか。
  • 3/19、米、日、欧などの中銀は政策金利を据え置いた。

 

 

 

ファンダ

CME投機筋ポジション(水曜日時点)

JPY

米10年債

Gold

 

 

今週・来週の経済指標・休場

政策金利発表ウィークでしたが、主要国はすべて据え置きでした。載っていませんがオーストラリアは利上げ。

 

 来週の注目はCPIくらいですね。

 

 

  

値動き

各指数の値動きをまとめます。

各指数

月、火と上げを見せる場面もありましたが、週末にかけて大きく下げました。

  

Gold

Goldも大きく下げ、週としては過去最大の下げとなりました。今年の上昇も8割戻してしまったので、来週は年始の始値$4,326やキリ番の$4,300を守るかどうかが注目されます。

 

 

FX通貨ペア

どの通貨も方向感のない1週間でした。しいていうと、消去法でユーロが買われたくらい。

 

 

各国国債利回り

英、欧の国債利回りが急騰してますね。先週も書いた通り、


中東情勢悪化でエネルギー価格跳ね上がり→インフレ再燃 → 利下げ局面だったが利上げまで意識され始めた

という流れですね。 

 

ヒートマップ(週間騰落)

米株は大きく下げた1週間となりました。イラン情勢の不透明感が日に日に増しているため、落ち着かないことには復活は遠そう。

 

日本株も煽りを受けて大きく下げています。

 

世界株も下落が目立ちますね。

 

クリプトは先週につづいて、横ばいか上げています。

 

  

 

MQL5.com新作

Timeframe Quality Analyzer

以下5つの指標を表示してくれるMT5用インジケーターです。ハーストは僕のオススメでもあります。あまり聞いたことがないという人はこういう相場の見方もあるという勉強になるので、チャートに設定してみたり、ChatGPTにどういう指標なのか?どういう計算式なのか聞いてみてください。

1.シグナル対ノイズ比 (SNR)
2.自己相関(メモリーテスト)
3.ハースト指数(フラクタルメモリ)
4.ボラティリティのクラスタリング(分散の安定性)
5.シャノンエントロピー(ランダム性テスト)

 

 

 


AI関連

  • 3/18、OpenAI、新モデル「GPT-5.4 mini」を公開。前モデルGPT-5 miniより2倍高速。
  • 3/18、Anthropic、スマホからデスクトップのClaudeを遠隔操作可能な「Dispatch」を公開。
    → 使ってみたが、Claude Codeを動かせないのでプログラマにはあんまり嬉しくな
     いかも。

 

 

 

健康

American College of Sports Medicine Position Stand. Resistance Training Prescription for Muscle Function, Hypertrophy, and Physical Performance in Healthy Adults: An Overview of Reviews 

アメリカスポーツ医学会(ACSM)が、17年ぶりに筋トレのガイドラインを大幅に改訂しました。

137本ものシステマティックレビューを統合したアンブレラレビュー(レビューのレビュー)、現時点では最大規模の研究になっています。

下はNotebookLMによるまとめ。ぶっちゃけ目新しいものはありませんが、アンブレラレビューでも確認されたってのがでかい。

あと、「きついトレーニングを多種目で、かつ厳密に計画して行わなければならない」というこれまでのハードルを大きく下げ、個人が継続しやすいガイドラインになっています。

 

 

 

その他、ニュース・雑学など

ワン!から言葉へ:言葉でコミュニケーションする賢いロボット盲導犬 

「しゃべるロボット盲導犬」の爆誕か。これは非常に社会的意義がありそう。ただ、四足歩行ロボットは1,2時間でバッテリー切れるのでそこだけ心配(資料にはバッテリーの持ち時間は書いてなかった)。

 

 

 

今週は以上です。良い週末を!

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