今週の気になった値動き、データ、ニュース、論文などをまとめます。
今週の外為市場
【30日】
●東京
週明けは有事のドル買いで160.46円まで上昇。ただし三村財務官の強い円安牽制で介入警戒が急浮上し、159円台後半へ反落。さらにトランプの停戦前向き発言もあり、ドル高は一服。クロス円も不安定な動き。
●ロンドン
円買い継続で159.50円割れ。ただし中東情勢への警戒から有事のドル買いも再燃し、ユーロドル・ポンドドルは下落。原油も上昇し、リスク回避とドル買いが交錯。
●NY
ドル高基調は維持も円買い戻しで159円前半へ。パウエル発言で利上げ期待は後退も、地政学リスクがドルを下支え。160円は上値意識。
【31日】
●東京
160円接近後、「作戦終了」報道でドル売りへ反転し159円台前半へ。ユーロドルも急反発。期末レパトリもありクロス円は軟調。
●ロンドン
月末・四半期末フローと様子見で完全レンジ。ドル円は159円台半ばで膠着。原油上昇も為替はヘッドライン待ち。
●NY
ドルロング解消で158円台へ下落。有事のドル買いが巻き戻し。ユーロは戻すもエネルギー不安で上値限定。
【1日】
●東京
撤収期待で158.45円まで下落後、中東報道で159円付近へ買い戻し。原油とヘッドラインに振られる展開。
●ロンドン
原油下落でドル売り+株高で円売りが同時進行。ユーロドルは1.16台、クロス円も持ち直し。方向感は弱い。
●NY
ドル売り優勢も演説警戒で買い戻し。ドル円は159円近辺まで戻し、結局レンジ。
【2日】
●東京
トランプ強硬発言で停戦期待崩壊。ドル高・原油高が急加速し、ドル円は159円後半へ。
●ロンドン
有事ドル買い継続。株安とともに典型的リスクオフで、ドル円は159円後半維持。
●NY
祝日前で動きは鈍るもドル高基調維持。ポジション調整中心。
【3日】
●東京
休場多く閑散。ドル円は159円台で小動き、方向感なし。
●ロンドン・NY
イースター休場で実質クローズ。
今週の重要ニュース
- アブダビ首長国にあるEGA社のタウィーラ製錬所や、バーレーンのアルミニウム・バーレーンの施設がイランの攻撃対象となった。需給逼迫によって、アルミニウム価格の上昇に拍車が掛かった。
- 3/30、モルガン・スタンレーは株価下落は「終盤に近づきつつある」ことを示す証拠が増えていると指摘した。ゴールドマン・サックス・グループは、イラン戦争が緩和に向かう場合は株式相場が急反発する可能性が高まっているとの見方を示した。
- 3/31、トランプ米大統領は、ホルムズ海峡の実質的な閉鎖によりエネルギー供給を確保できない国々に対し、「自ら取りに行け!」とSNSに投稿。
→ これは流石に自分が始めた戦争なのに無責任。
ファンダ
CME投機筋ポジション(水曜日時点)
JPYは小動き。

米10年債はロングが12万枚も減りました。利回り上昇(債権価格下落)に備えた感じですね。

Goldは小動きです。最近は特にOilレートと逆相関なので、そちらが落ち着くまでは大きはポジションは張れない。

今週・来週の経済指標・休場
金曜の米雇用統計は+17.8万人と予想外に強い結果でした。1月分は+12.6万人から+16万人に3.4万人上方修正、2月分は-.92万人から-13.3万人に4.1万人下方修正でした。 思ったより強かったけど米ドル円の反応はかなり限定的でした。

来週はパウエル議長が一番気にしているPCEに注目です。あとCPI。

値動き
各指数の値動きをまとめます。
各指数
あと3、4週で戦争が終結すると思うというトランプ発言により各指数はねを戻しました。とはいえ、戦争開始前からはS&P500は-4%、日経平均は-10%です。イランは戦争継続を宣言しており、終息宣言やホルムズ海峡封鎖解除の宣言が待たれるところです。

Gold
Goldも今週は一部戻しましたが、戦争開始時からは8~12%下落しています。主要通貨建てで最も下落したのはUSDで-12.8%。こちらも来週の上昇に期待。

FX通貨ペア
今週もややドル買いの1週間でした。あとNZDが弱い。

各国国債利回り
今週はヨコヨコでした。

ヒートマップ(週間騰落)
米株はイラン情勢沈静化の思惑が広がり大きく上げました。とはいえ、戦争開始からはまだまだ下げているので、本格上昇となるかは来週のイラン情勢次第ですね。

日本株は騰落入り乱れています。

世界株はアゲアゲです。ここまでキレイな緑も珍しい。

クリプトは行ってこいでした。最近存在感薄い・・・

MQL5.com新作
今週は良作なし。
AI関連
- 3/31、米Anthropicは、AIツールClaude Codeのソースコードを誤って公開したことを明らかにした。
- 4/3、Google、Gemma 4を正式公開(R)
- 4/4、米Anthropic、Claudeサブスクの定額枠をOpenClawなどの第三者ツールに適用しない方針を発表
健康
The Role of Nutritional Supplements in the Treatment of Sport-Related Concussion
スポーツ関連脳震盪(sports-related concussion;SRC)に対して栄養は、どの程度介入効果を発揮し得るのか調べたレビュー論文。コンタクト系スポーツをする人や子供がやっている場合は覚えておくといつか役立つかも。
DHA+魚油
ヒト対象の研究に基づくと、1日2~2.5gのDHA補給は安全であり、軸索損傷マーカーを低下させ、アスリートの脳の構造的および機能的な回復をサポートする可能性がある。
マグネシウム
SRC後の12~18歳の未成年において、経口マグネシウム補給が脳震盪症状を軽減できるかどうかを検討した結果、鎮痛薬(アセトアミノフェン)と制吐薬(オンダンセトロン)に酸化マグネシウム200mg、1日2回経口投与を上乗せした群は、上乗せしない群よりも、48時間後の症状が統計的に有意に抑制された。
分岐鎖アミノ酸(BCAA)
TBI後には脳内のBCAA濃度が低下し、シナプスシグナル伝達と神経細胞のエネルギー代謝が損なわれる。TBIモデルマウスでは、予防的に、また損傷後にBCAAを補給することで、運動機能と認知機能の回復が顕著に改善したと報告されている。
その他、リボフラビン(ビタミンB2)メラトニン、タウリン、クレアチンなどは効く可能性はあるがヒトでのエビデンスは限定的。
その他、ニュース・雑学など
トカラ列島で新種の鳥発見 国内で45年ぶりに 山階鳥類研究所
45年ぶりに国内で鳥類の新種が発見されたとのこと。胸熱。

今週は以上です。良い週末を!


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