週間相場振り返り 2026/06/14 – 06/20

今週の気になった値動き、データ、ニュース、論文などをまとめます。

今週の外為市場

【15日】
●東京
米国とイランの戦闘終結に向けた覚書合意報道を受け、朝方はドル売りが強まりました。ドル円は159.74円まで下落しましたが、日経平均の急伸を背景に円売りが広がり、160円台へ反発。ユーロドルやポンドドルもドル安で上昇しました。

●ロンドン
ロンドン市場ではドル安傾向が残りましたが、ドル円は160円付近で膠着しました。原油急落で有事のドル買いは巻き戻された一方、株高による円売りが下値を支えました。欧州通貨はユーロが底堅く、ポンドは売りに押されました。

●NY
NY市場ではドル円は160円台で底堅く推移しました。暫定合意で市場心理は改善したものの、ホルムズ海峡再開への不透明感が残り、ドル円の下値は限定的でした。ユーロドルとポンドドルは戻り売りに押されました。

 

【16日】
●東京
日銀会合では政策金利1.00%への利上げと国債買い入れ減額停止が決定。ただ、想定内であり円買いは限定的でした。ドル円は一時160.05円まで下げた後、160.30円台を回復しました。日経平均の7万円乗せも円売りを支えました。

●ロンドン
中東情勢の緊張後退と原油下落でドル売りが優勢となりました。ユーロドルは独ZEWの強さもあり1.1610台へ上昇し、ポンドも反発しました。ドル円は円売りとドル売りが相殺し、160.30円付近で底堅く推移しました。

●NY
NY市場では円安が強まり、ドル円は160円台半ばへ上昇しました。日銀利上げはハト派的と受け止められ、円高反応は限定的でした。ユーロ円やポンド円も円安を背景に上昇しました。

 

【17日】
●東京
FOMCを控え、全体的に小動きでした。原油下落を受けてドル円は160.46円から160.26円まで下げましたが、値幅は小さく、様子見ムードが支配的でした。ユーロドルやポンドドルも狭いレンジで推移しました。

●ロンドン
FOMC待ちのなか、調整主導で円高・ドル高がやや優勢となりました。ポンドは英CPIの下振れで売られ、ポンド円も軟化しました。ドル円は160.12円付近まで下げましたが、160円台は維持しました。

●NY
FOMCはタカ派サプライズとなり、ドル買いが急進しました。ドットプロットで年内1回の利上げが示唆され、ドル円は160.80円付近まで上昇しました。ユーロドルは1.15割れ、ポンドドルも1.32台半ばへ急落しました。

 

【18日】
●東京
前日のFOMC後のドル高を受け、ドル円は160円台半ばで高値圏のもみ合いとなりました。介入警戒で上値は重い一方、下がると買われる底堅い動きでした。ユーロドルは反発し、ポンドは英中銀会合を控えて様子見でした。

●ロンドン
FOMC後のドル高圧力が続き、ドル円は一時160.90円付近まで上昇しました。ただし介入警戒感が強く、クロス円は軟調でした。ユーロドルは1.14台後半、ポンドドルは1.32台前半へ下落しました。

●NY
ドル高と円安が重なり、ドル円は一時161円台後半まで急伸しました。ただし薄商いの終盤にまとまった売りが入り、160円台後半まで急落する場面もありました。英中銀は据え置きでしたが、ポンドは売り優勢でした。

 

【19日】
●東京
前日のドル高を引き継ぎ、ドル買いが優勢でした。午前は介入警戒で一時160.99円まで下げましたが、午後に米イラン協議中止報道で有事のドル買いが再燃し、161.46円まで反発しました。ポンドは英小売売上高の強さで買い戻されました。

●ロンドン
ロンドン市場は前日水準を踏襲し、全体的に揉み合いでした。円安けん制で一時円高に振れましたが、米イラン協議中止と原油高でドル買いが支えられました。ユーロ円、ポンド円も前日終値付近で落ち着きました。

●NY
ジューンティーンスのため休場。

  

  

 

今週の重要ニュース

  • 6/14、高市首相とスターマー英首相はロンドンで会談。日英の防衛協力や経済安全保障分野での連携強化を確認した。
  • 6/15、高市首相とメローニ伊首相はローマで会談。日英伊3カ国の次期戦闘機開発「GCAP(グローバル戦闘航空プログラム)」について、主要な計画は予定通り進んでいるとの認識を示した。
  • 6/16、日銀は金融政策決定会合で、政策金利を1.0%程度に引き上げた。1995年以来の高水準で、植田和男総裁の下での利上げは24年3月のマイナス金利政策の解除を含めて5回目。
  • 6/18、米、イランが覚書に署名。予定を1日前倒した形。
  • 6/18、FOMCは4会合連続で政策金利の据え置きを決定。年内の利上げ見通しを巡っては9人が少なくとも0.25ポイントの利上げを1回実施すると予想。
  • 6/18、インテルの株価が急伸し、過去最高値を更新。半導体の設計と生産でインテルとアップルが協力すると、トランプ大統領が述べたことが材料視された。

 

 

 

ファンダ

CME投機筋ポジション(水曜日時点)

JPY

米10年債

Gold

 

 

今週・来週の経済指標・休場

今週の政策金利は事前予想通り、日本:0.25%利上げ、米英:据え置きでした。 

 

来週注目はPCEですね。ただ、「PCEを最も重視している」と言っていたパウエルさんは議長ではなくなったので、今後どの程度注目に値するかは悩ましいところです。個人的には重要な指標だとはまったく思っていない笑

  

 

 

値動き

各指数の値動きをまとめます。

各指数

地政学リスクの後退で各国とも、しっかり上げています。

   

Gold

こちらも地政学リスクの後退で上げましたが、FOMCで米政策金利が利上げされてからは、再び軟調です。$4,100や$4,000を割らないか注目しています。

 

FX通貨ペア

まずまずの米経済指標を受け、今週も米ドルが買われました。

 

各国国債利回り

日本の政策金利が1%になりました。今後短期債利回りが上げてくるかに注目しています。

 

 

ヒートマップ(週間騰落)

米株はキレイに騰落が分かれました。AI系は上げ、エネルギー系は下げですね。停戦覚書に署名されたので、Oil価格↓でエネルギーも↓です。

 

日本株は今週もキオクシアが34%上昇とあまり記憶にない上げ方をしています。記憶シアだけに。

 

世界株はわりと好調。

  

クリプトは落ち着いた1週間でした。

 

 

  

MQL5.com新作

今週は良作なし。 

 

 


AI関連

  • 6/15、スペースXはAIコーディングの新興企業、カーソルの買収で正式に合意した。企業価値を600億ドル(約9兆6200億円)と評価した取引。
  • 6/15、本日からClaudeサブスクでの自動化系の利用が実質従量課金になるので注意。
    Agent SDK・claude -p・GitHub Actions経由での利用が対象。
    → 延期発表!再開は未定。
  • 6/18、停止されていたFable 5が数日以内に再開予定。Anthropic国際事業責任者のChris Ciauri氏が「数日中に再び利用可能になると確信している」と発言。

 

 

 

健康

Long-term resistance training with all-cause and cause-specific mortality: assessing dose-response and joint associations with aerobic physical activity 

タイトルは「長期にわたるレジスタンストレーニングと全死因および特定死因による死亡率:用量反応関係の評価および有酸素運動との複合的な関連性の検討」です。

14万7374人を最大30年間にわたって追跡した米国の大規模な調査により以下が分かりました。

  • 筋力トレーニングには健康効果を最大化するための適度な時間がある。
  • 筋力トレーニングを全く行わない人と比較して、週に合計90~119分の筋力トレーニングを行う人は、全体の死亡リスクが13%低下した。
  • 週に120分(2時間)以上実施しても効果は頭打ちとなり、それ以上のリスク低下は認められなかった。

以前から似た指摘はあり、それを補強する内容ですね。週6で筋トレか空手か柔術をやっている僕はオーバーワークまっしぐら汗

 

 

 

その他、ニュース・雑学など

Googleアースにフライトシミュレータが登場 

上部メニューのツール→フライトシミュレータで遊べます。

Google Earth – Apps on Google Play
Examine the planet

 

 

 

今週は以上です。良い週末を!

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