今週の気になった値動き、データ、ニュース、論文などをまとめます。
今週の外為市場
今週の振り返りです。
【12日】
●東京市場
成人の日で休場。目立った値動きなし。
●ロンドン市場
高市首相の早期解散観測による円安と、トランプ政権のFRB圧力を背景としたドル安が交錯。ドル円は157円台後半で方向感なく推移し、158.20付近を高値に反落。158.00の大規模オプションが相場を引き寄せ、様子見が強まった。ユーロドルは1.17手前のオプションに上値を抑えられた。クロス円は円安基調。
●NY市場
トランプ政権によるFRB圧力問題で司法省がパウエル議長に召喚状を送付したとの報道がドルの重石。ドル円は下押し後に158円台へ戻し、円安基調を維持。ユーロドルは1.17手前で伸び悩み、ユーロ円・ポンド円は高値更新が続いたが、ドル高は限定的。
【13日】
●東京市場
高市首相の解散総選挙観測を材料に円売りが主導。ドル円は2024年7月以来の高値158.91付近まで上昇。財務相の円安けん制発言があったが影響は限定的。クロス円はユーロ円185円台、ポンド円214円台と史上高値更新。
●ロンドン市場
円安基調が継続し、ドル円は159円台を試す動き。米CPI発表待ちで積極的な取引は控えられた。クロス円は引き続き高値更新。オプション158.50の存在が下値を支えた。
●NY市場
米CPIでインフレ鈍化が示されたものの、FRBの早期利下げ期待は後退。ドル円は一時下落後に159円台へ反発し、160円接近で介入警戒感が強まった。ユーロドルは戻り売り優勢、クロス円は史上最高値圏を維持。
【14日】
●東京市場
株高を背景にドル円は159円台前半から159.45付近まで上昇。介入警戒感から上値追いは慎重。ユーロ円は高値圏でもみ合い、ユーロドル・ポンドドルは狭いレンジで推移。
●ロンドン市場
財務相・財務官の相次ぐ円安けん制発言を受けて円買い戻しが優勢。ドル円は159円台半ばから158円台半ばへ反落。クロス円も調整。ユーロドルは小幅高後に伸び悩み。
●NY市場
160円接近による介入警戒感からドル円は158円台前半まで下落。米PPI・小売売上高は強めだったが反応は限定的。FRB利下げ観測は後退したが、ドルの上値は重かった。
【15日】
●東京市場
高市首相の衆院解散観測による円安圧力と、政府・日銀の円安けん制が交錯。ドル円は158円台で底堅く推移。クロス円、ユーロドル、ポンドドルはいずれも方向感に欠ける動き。
●ロンドン市場
日銀が円安進行による物価上振れを警戒しているとの報道を受け、円買いが急速に強まった。ドル円は一時158.30台まで下落。ただし政策維持観測もあり、下げ一巡後は158.50付近へ戻した。
●NY市場
米新規失業保険申請件数が予想を下回り、労働市場の堅調さを示したことでドル買い戻し。ドル円は158円台後半まで上昇したが、上値追いは限定的。
【16日】
●東京市場
財務相の円安けん制発言でドル円は一時157円台後半まで下落。その後は158円台前半へ戻し、介入警戒感を意識した神経質な値動き。クロス円も朝方の円高後にやや戻した。
●ロンドン市場
ドル円は158円台前半で落ち着いた動き。東京安値を試す動きはなく、戻りも鈍い展開。ユーロ円は183円台後半、ユーロドルは1.16台前半で小動き。
●NY市場
トランプ大統領の発言に市場が反応。ハセット氏がFRB議長候補から後退したとの受け止めから、ドルに安心感が広がりドル高。ウォーシュ元FRB理事が有力候補との見方も意識された。
【総括】
日本の政局を背景とした円安圧力と、政府・日銀による円安けん制が週を通じて拮抗した。ドル円は160円を意識する水準まで上昇したが、介入警戒感が上値を抑制。海外ではトランプ政権関連発言と中東情勢がリスク資産・コモディティを揺らしたが、最終的にドル相場は落ち着いた動きに収れんした。
今週の重要ニュース
- パウエルFRB議長、連邦検察の刑事捜査を受ける(R)
- 米金融株が下落。クレジットカード金利の上限を1年間、10%に設定するようトランプ大統領が要求したことを受け、キャピタル・ワン・ファイナンシャルは一時8.2%安、アメリカン・エキスプレス(アメックス)は同5%余り下げた。
- 1/13、昨年12月の米消費者物価指数(CPI)統計で、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.2%上昇と、市場予想(0.3%上昇)を下回った。
- 1/14、ベッセント米財務長官は韓国ウォンの最近の下げは行き過ぎだと、口先による異例の通貨支援を行った。
- 1/14、立憲民主党と公明党が新党結成を視野に調整に入ったと、複数のメディアが報じた。
- 1/15、米ゴールドマン・サックス・グループの2025年Q4の株式トレーディング収入は43.1億ドルと、市場予想を大きく上回り、米銀史上最高を記録した。モルガン・スタンレーは、債務引き受け業務の収入が前年同期比93%増の7億8500万ドル。伸び率はウォール街で最大だった。
ファンダ
CME投機筋ポジション(水曜日時点)
米政府閉鎖の影響で発表が遅れているため、1/23までお休み。の予定でしたが、1/13時点で円ショートになったので載せておきます。

今週・来週の経済指標・休場
Investiong.comの仕様が変わって見にくくなった・・・

来週の注目は1/23の日銀決定会合です。ただ、6月あたりまでは政策金利は据え置きがけいぞくされるでしょう。

値動き
各指数
日経、TOPIXとRUSSELが強い。

Gold
今週もウォッチしている全ての通貨建てでATH!来週も上目線(これしか言ってない汗)。

FX通貨ペア
今週は行って来いでした。前半円は売られましたが、介入警戒で下げ。

各国国債利回り
国債も今週はほぼ変化無しですね。

ヒートマップ(週間騰落)
米株は騰落入り乱れる週となりました。

日本株は順調。なかでもMUFG(三菱UFJ)が強い。子会社がNY連銀のプライマリーディーラーに指定されたのも後押しとなったか。

世界株も順調。

クリプト

MQL5.com新作
今週は良作なし。
AI関連
- 1/13、Anthropicが「Cowork」を発表(R)
→とりあえず、ウェイトリストに登録しておいた。 - 1/15、Google「Personal Intelligence」を発表(R)
→こちらも現在は米国のみなので、機能解放待ち。
健康
美食家の舌が肥えるメカニズムを解明 -ヒトは味の微妙な違いを記憶できる
ヒトの味覚(感受性)の形成や変化については不明な部分が多いが、5種類の異なる甘味(グルコース、フルクトース、スクロース、マルトース、ラクトース)を用い、味覚想起訓練により、微妙な味の違いを見分ける味覚が鋭敏になることを実証した研究(R)。

(出典:東北大学)
訓練するごとに味覚閾値が下がる(味覚が鋭くなる)ことが確認された。
Assessing the effectivity of counting the number of teeth with their conditions to predict mortality: the OHSAKA study
歯の健康状態が死亡リスクを予測する可能性があるとの報告(R)。日本でも8020(80歳で自分の歯を20本残す)と言われるように、以前から口腔内の健康と寿命の関係は指摘されていました。改めて確認されたってことですな。
口腔のメンテナンスは3ヶ月に1回はいきましょう。歯医者に「よく磨けてるし、次は半年後でいいですよ」と言われた人だけ半年に1回でもOK。
その他、ニュース・雑学など
天然の防波堤としてのサンゴの役割
サンゴ礁を守る理由の一つですな(R)。
今週は以上です。良い週末を!


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