今週の気になった値動き、データ、ニュース、論文などをまとめます。
今週の外為市場
【9日】
●東京市場
モジタバ師が新最高指導者に選ばれたとの報道で中東情勢の長期化懸念が強まり、ドル円は158円台後半まで上昇しました。その後、G7の石油備蓄放出協議報道で原油が急落し、ドル円は158円台前半へ反落しました。ユーロドル、ポンドドルは下げた後にやや買い戻されました。
●ロンドン市場
原油が一時119ドル台まで急騰したことでドル買いが強まりましたが、備蓄放出報道で原油が100ドル割れまで急反落し、ドル高も一服しました。ドル円は158円台半ばでもみ合い、ユーロドルとポンドドルは反発しました。
●NY市場
トランプ大統領の「イラン戦争はほぼ完全に終結」との報道で有事のドル買いが急速に巻き戻され、ドル円は157円台へ下落しました。原油も119ドル台から83ドル台まで急落し、ユーロドルは1.16台、ポンドドルは1.34台へ戻しました。
【10日】
●東京市場
前日の停戦期待で原油が84ドル台まで下がり、ドル円は157.53円まで下落しました。ただ、その後に戦争長期化懸念が再燃し、原油反発とともにドル円も157円台後半へ戻しました。ユーロドル、クロス円も神経質な動きでした。
●ロンドン市場
停戦期待によるドル売りが先行し、ドル円は157.28円付近まで下落、ユーロドルは1.1664付近まで上昇しました。ただし中盤以降はドル売りが失速し、全体としてレンジ相場に移りました。クロス円は株高を背景に底堅く推移しました。
●NY市場
ホルムズ海峡護衛を巡る誤情報で原油が76ドル台まで急落し、ドル円も157円台前半まで下落しましたが、投稿削除と否定報道で原油・ドル円とも急反発しました。全体として原油ニュースに振り回される乱高下相場でした。
【11日】
●東京市場
IEAの大規模備蓄放出案で朝はドル円が157円台後半へ下落しましたが、株高で円売りが入り158.39円まで反発しました。その後は中国株軟調で円売りが鈍り、再び上値が重くなりました。
●ロンドン市場
ECB高官の利上げ言及や欧州債利回り上昇でリスク回避色が強まり、ドル買いと円買いが同時に進みました。ドル円は158.49円付近まで上昇し、ユーロドルは1.1590付近まで反落しました。
●NY市場
原油高と米金利上昇を背景にドル高が続き、ドル円は158円を明確に上抜けて159円手前まで上昇しました。米CPIは予想範囲内でしたが、材料通過後もドル買いが優勢でした。ユーロドルとポンドドルは引き続き上値が重かったです。
【12日】
●東京市場
ホルムズ海峡での攻撃や機雷報道を受けて有事のドル買いが再燃し、ドル円は159.24円まで上昇しました。その後は介入警戒もあり一時調整しましたが、159円台を維持しました。ユーロドル、ポンドドルはドル高で下落しました。
●ロンドン市場
159円台では介入警戒感が強く、ドル円は158円台後半へ反落しました。ユーロドル、ポンドドルはやや持ち直した一方、クロス円はじり安でした。市場は有事リスクと高値警戒の間で方向感を探る展開でした。
●NY市場
モジタバ師のホルムズ海峡閉鎖継続主張やトランプ大統領の強硬姿勢を背景に、原油高・ドル高が継続しました。ドル円は159円台半ばまで上昇し、レートチェック水準に接近しました。市場では介入ラインが従来より上にずれたとの見方も出ていました。
【13日】
●東京市場
中東有事と原油高、日本の貿易赤字拡大観測を背景に、ドル円は159.69円付近まで上昇し高値を更新しました。欧州通貨は対ドルで弱く、クロス円の上昇は限定的でした。
●ロンドン市場
有事のドル買いが優勢で、ドル円は159円台前半の高値圏を維持しました。英GDPの弱さでポンド売りが加速し、ポンドドルは1.33割れ、ユーロドルも1.1433付近まで下落しました。クロス円も軟調でした。
●NY市場
序盤はドル高の調整でドル円が159.01円まで下げましたが、その後は週末越えのドル売り回避もあって再びドル高となり、終盤には159.75付近まで上昇して週高値を更新しました。ユーロドル、ポンドドルもドル高でさらに下落しました。
【総括】
この週は、中東情勢と原油価格が相場を全面的に支配した週でした。原油急騰時にはインフレ懸念と米金利上昇を通じてドル買いが強まり、ドル円は159円台後半まで上昇しました。一方で、停戦観測や備蓄放出報道が出るたびに原油が急落し、ドル円も急反落しました。ユーロとポンドは対ドルで弱く、対円ではドル円上昇に支えられて比較的底堅い場面もありました。全体として、ニュースヘッドライン1本で相場が反転する極めて神経質なイベント主導相場でした。
今週の重要ニュース
- 台湾の卓栄泰行政院長(首相)がWBC観戦のため、1972年の国交断絶以来初めて日本の公の場に姿を見せた。
- 3/9、イラン最高指導者にモジタバ師が選出された(R)。
- 3/10、世界最大級のヘッジファンドの一部が先週、十数億ドル規模の損失を被った、との報道(R)
ファンダ
CME投機筋ポジション(水曜日時点)
JPYは小動きですが、ネットショート(円売り)が拡大。

米10年債は差し引きロングが11万枚増。リスクオフ継続。

Goldは超小動き。

今週・来週の経済指標・休場
今週はやや強めの経済指標が多かったですね。先行指標とされる中古住宅販売も順調でした。

来週は日米英欧の政策金利発表があります。3/19は大忙しですね。表示されてないけどスイスも3/19。

値動き
各指数の値動きをまとめます。
各指数
各指数ともに下げた1週間でした。なかなか厳しいですね。イラン情勢が泥沼で、米国内でも楽観論は消えてきました。ホルムズ海峡の主導権はイランが握っているというのがはっきりしてきた。

Gold
金曜日に急落し、米ドル建てはギリギリ$5,000を保って$5,020で終えました。今年初の2週連続陰線です。
来週は$5,000を守るかどうか注目されます。地政学リスクがゴリゴリ上がっているのにGoldは冴えないですね。

FX通貨ペア
今週はキレイに米ドルが買われました。イラン情勢は混乱を極めていますが、有事のドル買いか?

各国国債利回り
英国債、EU国債利回りが急騰しました。理由は、「中東情勢悪化 → 原油急騰 → インフレ再燃懸念 → 利下げ期待の巻き戻し」ですね。

ヒートマップ(週間騰落)
米株はかなりやられてる。兎にも角にもイラン情勢しだい。

日本株はけっこうやられてる。同じく兎にも角にもイラン情勢しだい。

世界株も下げた銘柄が多いですね。同じく兎にも角にもイラン情勢しだい。

クリプトはここにきて本気出してきた?米株連動資産のはずが笑

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Support and Resistance(SNR) Sentinel Indicator
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The Effect of Carbohydrate Intake on Muscle Hypertrophy: A Systematic Review and Meta-analysis
筋肥大に重要な主要栄養素はタンパク質だが、炭水化物もトレーニング量をサポートすることなどを介して筋肥大に関与するという複数の報告があるが、システマティックレビューやメタ解析はなかった。今回が初の報告。
研究グループは理由として以下ををあげている。
- 筋トレで誘発されるグリコーゲンの枯渇は通常、限定的なものにとどまる。
- 研究における炭水化物摂取量の条件間の差が少なかった。
- また、炭水化物が筋肉量の評価結果になんらかの影響を及ぼすとしても、その一部はグリコーゲンの多寡に伴う水分量の差を表している可能性もある。
筋トレ前後に糖質を摂れという人も多いけど、効果を感じないなら(僕もその一人)やめてもいいかも。
その他、ニュース・雑学など
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今週は以上です。良い週末を!

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