週間相場振り返り 2026/05/24 – 05/30

今週の為替・株・金まとめ:米イラン交渉に揺れるドル円159円台、円ショート増加と株高継続

今週の気になった値動き、データ、ニュース、論文などをまとめます。

今週の外為市場

【25日】
●東京
トランプ大統領の和平協議進展発言を受けて有事のドル買いが巻き戻され、ドル円は158.74円まで下落しました。その後は押し目買いで158.90円台へ戻し、ユーロドルやクロス円も底堅く推移しました。英国と米国の休場を控え、全体的に様子見ムードが強い一日でした。

●ロンドン
英国と米国の祝日で市場参加者が少なく、全体的に小動きでした。ドル円は159円付近で推移し、ユーロドルも1.16台前半の狭いレンジにとどまりました。中東情勢への警戒は残るものの、緊張緩和期待が相場を支えました。

●NY
米国のメモリアルデーで休場でした。

 

【26日】
●東京
午前中は158.90円台中心の小動きでしたが、午後に入るとドル買い・円売りが強まり、ドル円は159.10円近辺まで上昇しました。クロス円も持ち直し、ユーロ円やポンド円は反発しました。

●ロンドン
イラン関連施設への攻撃報道で原油が上昇し、ドル円は159.24円まで上昇しました。ただ、その後は原油の反落とともにドル買いも一服しました。ECB高官の発言を受けてユーロは堅調でした。

●NY
ドル円は159円台前半へ持ち直しました。市場は米国のイラン攻撃に冷静な反応を示し、方向感は限定的でした。ユーロドルは1.16台前半へ下落し、ポンドドルも軟調な動きとなりました。

 

【27日】
●東京
午後に円売りが強まり、ドル円は159.38円まで上昇しました。ユーロ円やポンド円も上昇しましたが、ユーロドルやポンドドルは比較的落ち着いた推移となりました。

●ロンドン
中東情勢改善期待から原油安と米金利低下が進みましたが、全体的には様子見姿勢が優勢でした。ドル円は159円台前半を維持し、ユーロ円は185円台後半へ上昇しました。

●NY
ドル円は159円台半ばへ上昇しました。和平期待はあるものの不透明感が残り、ドルは底堅く推移しました。ユーロは伸び悩み、ポンドは政治的不透明感から弱含みました。

 

【28日】
●東京
米軍によるイラン軍事施設攻撃と報復報道を受けて有事のドル買いが強まり、ドル円は159.65円まで急伸しました。その後、外交協議報道で緊張感がやや後退し、ドル円は159.50円台へ押し戻されました。

●ロンドン
地政学リスクへの過度な警戒感が後退し、ドル円は159円台前半へ反落しました。ユーロドルは1.16台を回復しましたが、全体的には次の材料待ちの展開でした。

●NY
米・イランが停戦延長と核協議開始で合意したとの報道を受け、ドル売りが優勢となりました。ドル円は159円台前半へ下落しましたが、FRBのタカ派姿勢や日米金利差がドルを支えました。

 

【29日】
●東京
ドル円は159.38円付近まで上昇しましたが、全体としては方向感に乏しい展開でした。NZ中銀総裁の発言を受けてNZドルが買われる一方、ユーロ円やポンド円はやや軟調でした。

●ロンドン
為替介入実績が公表されたものの相場への影響は限定的でした。ドル円は159円台前半で推移し、ユーロは底堅かった一方、ポンドは英中銀の利上げ見送り観測から軟調に推移しました。

●NY
ドル円は159円台前半での推移が続きました。トランプ大統領のSNS投稿を受けて一時ドル安となりましたが、過去の経緯から市場は慎重で、下げは限定的でした。ユーロドルとポンドドルは一時上昇したものの、その後はやや調整されました。

  

  

 

今週の重要ニュース

  • 5/25、ローマ教皇レオ14世は、就任後初となる公的書簡である回勅(かいちょく)を発表し、AIは人類を危険から守るために「武装解除」されるべきだと訴えた。
    → AI規制は議論されているが、ここにきてローマ教皇が参戦。
  • 5/27、ゴールドマン・サックスのベン・スナイダー氏率いるストラテジストチームは、極めて強いQ1 2026の企業業績を受け、S&P500種株価指数の年末目標を上方修正(7600→8000)
  • 5/28、米ーイランの交渉で核兵器開発を断念するという約束が含まれる覚書が交わされたとの報道。
    → トランプ米大統領は5/30に覚書の承認を見送ったとのこと(R)
    → また、イラン側から覚書の内容に関する報道は不正確との発表(R)

 

 

  

ファンダ

CME投機筋ポジション(水曜日時点)

JPYは今週もショートが増加。円安ですなぁ。

 

米10年債は差し引き5万枚のロング増加。利上げフェーズ入りを示唆してる?

 

Goldは今週も小動き。イラン情勢が一歩停戦に進んだので来週は爆上げしてほしい。

 

  

今週・来週の経済指標・休場

今週は強弱入り乱れていましたが、金曜日のPMIはポジティブサプライズ。 

 

来週はもう月替り。なのでNFP(米雇用統計)がありますな。 

  

 

 

値動き

各指数の値動きをまとめます。

各指数

 

 

Gold

 

 

FX通貨ペア

政策金利の発表があった(据え置き)NZDが買われましたが、他は大きな動きはなし。

 

   

各国国債利回り

インフレ懸念後退から週末にかけて利回りは低下しました。

 

 

ヒートマップ(週間騰落)

米株は順調。

 

日本株も順調。キオクシアの上昇すごい。

 

世界株も順調です。

 

クリプトは一人負け。

 

   

 

MQL5.com新作

今週も良作なし。

 

 

 


AI関連

  • 5/27、味の素がAI銘柄として注目(R)。高性能半導体のパッケージに使用される絶縁材「ABF(味の素ビルドアップフィルム)」も手掛けているとのこと。
    → 知らんかった。
  • 5/29、Anthropic、新モデル「Claude Opus 4.8」を発表(R)

 

 

 

健康

日本初:食事の質を簡単に数分で調査可能に 

東京大学の研究グループは、日本で初めて、個人の食事の質(ふだんの食事が健康的かどうか)を数分で調査できる12問の質問票を科学的根拠に基づき開発したとプレスリリース。ただし、現在、質問票の妥当性を検証中。

  

 

 

その他、ニュース・雑学など

「ネコひねり」のカギは背骨にあり 胸椎のねじれやすさが奏功 山口大

先行研究で、猫は落下中に瞬時に体をくの字にしてから開くことで態勢を反転しているというのは分かっていたが、それを可能にしているのは胸椎のねじれやすさにあるとのこと。ワイは腰椎に秘訣があると思ってた。

How the FIFA World Cup Affects Short-Term Rental Markets

ワールドカップが来月から開催されます。下図は宿泊施設の値上がりを示した図。資本主義社会ですな。

 

 

 

今週は以上です。良い週末を!

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