1週目:用語と仕組みの復習
「はじめてのFX」コース(第1回〜第6回)をすでに読んでいる前提ですが、1週目は復習と定着に使います。 新しいことを増やすより、すでに読んだ内容が自分の言葉で説明できる状態を作る週です。
- FXとは何か、通貨ペア、pips・ロット・スプレッドを読み返し、各記事末尾のチェックリストを再確認する
- レバレッジと証拠金、国内FXと海外FX、注文方法も同様に
- ミニテストで間違えた問題があれば、該当の章を読み直す
2週目:チャートと水平線
「チャートの読み方」コースに入りつつ、毎日チャートを見る習慣を作ります。
- ローソク足の読み方からサポート・レジスタンスあたりまで進める
- チャート環境がまだの人はTradingViewの基本設定を先に済ませる
- 毎日15分、USDJPYなど1つの通貨ペアのチャートを眺め、水平線を引く練習をする(このタイミングでは取引しない)
3週目:損切り・ロット計算・デモ練習
「リスク管理の基本」コースに入り、同時にデモ口座で操作を練習します。ここが4週間で一番重要な週です。
- 損切りの決め方とロット計算を読み、電卓やツールで自分で計算してみる
- ポジションサイズ計算機で、口座残高と損切り幅からロットを逆算する練習を5回以上行う
- デモ口座で注文方法(成行・指値・逆指値・IFO)を1つずつ実行し、操作ミスがなくなるまで繰り返す
4週目:少額実弾と日誌
3週目の条件(次章)を満たしていれば、ここで初めて実弾に進みます。金額は1,000通貨から。
実弾に進む条件
3週目から4週目に進む前に、次の3つをすべて満たしているか確認してください。1つでも欠けていれば、3週目をもう1週延長します。
- デモでの注文操作(成行・指値・逆指値・IFO)に操作ミスがない
- エントリーのたびに、必ず損切りを同時に置ける
- 口座残高と損切り幅から、1回のリスクを1%に収めるロットを自分で計算できる
30日でなるもの・ならないもの
正直に書きます。30日でFXが勝てるようにはなりません。 相場で優位性のある判断ができるようになるには、この後の「検証とトレード日誌」コースや「プライスアクション」コースでの継続的な練習が必要です。
30日でなるのは、「壊れない準備」です。用語で混乱しない、注文操作で事故を起こさない、 損切りを置き忘れない、リスクを計算せず賭けない。ここまでが退場しないための土台です。 土台がないまま手法だけを乗り換えても、同じ負け方を繰り返します。
よくある間違い
1週目を飛ばして2週目から始める
「もう読んだから大丈夫」と思っていても、チェックリストで自分の言葉で説明できなければ定着していません。 復習に1週間使うのを惜しまないでください。
3週目の条件を満たさずに4週目へ進む
「そろそろ実弾がやりたい」という焦りで条件を飛ばすのが、このロードマップでつまずきやすい箇所です。 条件は妥協せず、満たすまで3週目を繰り返してください。
4週目の少額を「お試し」で終わらせる
少額取引の目的は稼ぐことではなく、感情と記録の練習です(FXの始め方参照)。 数回で切り上げず、日誌が5〜10件たまるまで続けてください。
できたかチェック
各週の終わりに、その週の内容が説明できるか確認してください。
- 1週目終了時: 用語コース(第1回〜第6回)の内容を自分の言葉で説明できる
- 2週目終了時: ローソク足・サポレジを毎日チャートで確認する習慣がある
- 3週目終了時: 損切り・ロット計算・注文操作の3条件をすべて満たした
- 4週目終了時: 1,000通貨の少額取引と日誌の記録が5〜10件たまった
ミニテスト
最後に3問だけ確認です。不正解なら別の選択肢を選び直せます。正解すると解説が表示されます。
Q1. 3週目から4週目(少額実弾)に進む条件として本文が挙げていないものは?
条件は操作ミスがないこと、損切りを必ず置けること、リスク1%を計算できることの3つで、勝敗の結果は条件に含まれません。
Q2. この30日ロードマップが正直に伝えている、30日で手に入るものは?
30日でFXが勝てるようにはなりません。手に入るのは退場しないための土台で、勝ち方の練習はこの先のコースで続きます。
Q3. 4週目の少額取引(1,000通貨)の主な目的は?
少額取引は稼ぐためではなく、自分のお金が減る感情の練習と、記録の習慣づけが目的です。金額が小さいうちに練習しておく意味があります。