用語集
FX用語集
収録: 58語
更新日: 2026-08-23
FXの主要用語を1〜2文で説明します。詳しく知りたい用語は、それぞれの解説記事へ進んでください。
記事を読んでいて知らない用語に出会ったときの、辞書として使えます。
取引の基本
- 通貨ペア
- 取引する2つの通貨の組み合わせ(例: USD/JPY)。左の通貨を右の通貨で売買する、という読み方をする。
→ 通貨ペアの読み方
- クロス円
- ユーロ円・ポンド円など、米ドル以外の通貨と円のペア。市場ではドルを介した2つの取引の合成として値段が決まる。
→ 通貨ペアの読み方
- ドルストレート
- ユーロドル・ポンドドルなど、米ドルが絡む通貨ペア。世界の取引量の中心。
→ 通貨ペアの読み方
- pips(ピップス)
- 通貨ペアの値動きを数える共通単位。対円ペアでは1pips=0.01円(1銭)。損切り幅や値幅の会話はpipsで行う。
→ pips・ロット・スプレッド
- ロット
- 取引量の単位。国内では1ロット=1万通貨が多いが、会社により異なる。損益は「pips × 取引量」で決まる。
→ pips・ロット・スプレッド
- スプレッド
- 買値(Ask)と売値(Bid)の差。取引のたびに払う実質的なコストで、取引回数が多いほど効いてくる。
→ pips・ロット・スプレッド
- スワップポイント
- ポジションを翌営業日に持ち越したときに発生する、2通貨の金利差の調整額。向きによって受け取りにも支払いにもなる。
→ スワップポイントとは
- 窓開け(ギャップ)
- 前の終値から大きく離れた価格で取引が再開されること。週明けに起きやすく、間の価格では損切りもロスカットも執行できない。
→ ロスカットと追証とは
注文
- 成行注文
- 「今の価格ですぐ」売買する注文。確実に約定するが、価格は選べない。
→ 注文方法
- 指値注文
- 「この価格になったら」有利な方向で売買する予約注文。今より安く買う・高く売るときに使う。
→ 注文方法
- 逆指値注文
- 「この価格になったら」不利な方向で売買する予約注文。損切りの自動執行と、ブレイクの待ち構えに使う最重要注文。
→ 注文方法
- IFD・OCO・IFO
- 予約注文の組み合わせ。IFDは「新規+決済」、OCOは「どちらかが約定したら他方が消える2本組」、IFOは両方の合体で「新規+利確+損切り」を一度に予約できる。
→ 注文方法
証拠金・リスク管理
- レバレッジ
- 預けた証拠金より大きな金額の取引をする仕組み。国内の個人口座は最大25倍。値動き1円あたりの損益額そのものは変わらず、大きくなるのは口座資金に対する損益の割合。
→ レバレッジと証拠金
- 証拠金
- 取引の担保としてFX会社に預けるお金。ポジションを持つのに必要な最低額を必要証拠金と呼ぶ。
→ レバレッジと証拠金
- 証拠金維持率
- 口座の資産(残高±含み損益)が必要証拠金の何%あるかを示す数字。含み損が増えるほど下がり、ロスカットの判定に使われる。
→ ロスカットと追証とは
- ロスカット
- 証拠金維持率が会社の定める水準を下回ったときの強制決済。損失が口座資金を超えないための最後の防波堤で、自分の損切りの代わりにはならない。なお日本では自分の判断による損切りの意味で使われることも多い。
→ ロスカットと追証とは
- 追証(おいしょう)
- 急変時にロスカットがすべり、損失が口座残高を超えたときに請求される不足分。国内FXでは支払い義務がある。
→ ロスカットと追証とは
- ゼロカット
- 口座残高を超えた損失を業者が免除する仕組み。海外FXの多くが採用するが、金融庁登録の外で取引する別のリスクを伴う。
→ 国内FXと海外FXの違い
- 損切り(ストップロス)
- 想定が崩れたときに損失を確定させて撤退すること。「シナリオの反証条件」に置くのが原則で、すべての新規注文とセットにする。
→ 損切りの決め方
- ポジションサイズ
- 1回の取引量。「許容損失額 ÷(損切り幅pips × pips価値)」で負けてもいい金額から逆算する。
→ ポジションサイズ計算機
- リスクリワード
- 1回の取引の「損切り幅と利確幅の比」。勝率とセットで期待値を決める2つの部品のうちの1つ。
→ ポジションサイズの計算方法
- ドローダウン
- 資産のピークからの落ち込み幅。連敗は正常な手法でも必ず起きるため、耐えられる設計を先に作る。
→ FXで勝てない人の典型ミス
チャート・テクニカル
- ローソク足
- 一定期間の始値・高値・安値・終値を1本で表す図法。実体とヒゲの形から、その期間の売買の攻防が読める。
→ ローソク足の読み方
- ヒゲ
- ローソク足の実体から伸びる線。「そこまで行ったが押し返された」痕跡で、終値で確定した実体とは情報の質が違う。
→ ローソク足の読み方
- トレンド/レンジ
- 高値と安値が同じ方向に切り上がる(切り下がる)のがトレンド、一定の幅を往復するのがレンジ。相場の状態で有効な戦略が変わる。
→ トレンドとレンジ
- サポートライン/レジスタンスライン
- 反発が繰り返された安値側の水準がサポート、高値側がレジスタンス。線ではなくゾーンとして扱う。
→ サポート/レジスタンス
- 移動平均線
- 過去N本の終値の平均をつないだ線。トレンドの方向と勢いを均して見るための、最も基本的なインジケーター。
→ 移動平均線の基本
- 押し目買い/戻り売り
- トレンドの一時的な逆行(押し・戻り)を待ってから、トレンド方向に入る手法。「どこまで押したら諦めるか」が損切りになる。
→ 押し目買いと戻り売り
- RSI
- 直近の値動きに占める上昇の割合から「買われすぎ・売られすぎ」を測るオシレーター。トレンド中は張り付くため、レンジでの使用が基本。
→ RSIの使い方
- MACD
- 2本の移動平均の差からトレンドの勢いの変化を見るインジケーター。ゴールデンクロス等のサインは「均した後」に出るため遅れる。
→ MACD・ボリンジャーバンド
- ボリンジャーバンド
- 移動平均の上下に標準偏差ぶんの帯を描いたもの。帯の収縮(スクイーズ)と拡大(エクスパンション)でボラティリティの変化を見る。
→ MACD・ボリンジャーバンド
- ダブルトップ/ヘッドアンドショルダー
- 高値圏で「上げられなくなった」ことを示す代表的な反転パターン。ネックライン割れで完成と見なす。
→ 反転パターンの正体
- 三角保ち合い
- 高値切り下げと安値切り上げが同時に進み、値幅が収縮していく状態。どちらかへの放れ(ブレイク)の準備状態。
→ 三角保ち合いとブレイク
- フェイクブレイク(ダマシ)
- 節目を抜けたのに続かず戻される値動き。抜けた先で新規の買い手(売り手)が続かなかったときに起き、逆流は速い。
→ フェイクブレイク
ICT / SMC
- ICT(Inner Circle Trader)
- Michael J. Huddleston氏の通称と、同氏が提示してきた価格行動の教育体系。現在はSMCとほぼ同じ意味で使われる場面もある。
→ ICTとは・SMCとの違い
- SMC(Smart Money Concepts)
- 流動性、市場構造、FVG、Order Blockなどを用いる価格解釈の広い総称。単一の公式規格はなく、発信者により定義が異なる。
→ ICTとは・SMCとの違い
- BSL / SSL
- Buy-side Liquidityは高値上の買い注文、Sell-side Liquidityは安値下の売り注文が集まりやすいと考える候補帯。
→ 流動性の地図
- Liquidity Sweep
- 事前に決めた高安の外へ出た価格が短時間で内側へ戻り、反対方向の構造変化を伴う動き。単なるヒゲとは区別する。
→ Sweepとブレイク
- BOS / CHoCH / MSS
- BOSは順方向の構造更新、CHoCHは最初の性格変化、MSSは流動性取得と変位を伴う市場構造転換候補として本サイトでは区別する。
→ ICTの市場構造
- Displacement
- 実体が大きく終値が明確に進む変位。本サイトでは実体倍率や構造越えなど数値条件へ変えて検証する。
→ Displacement
- FVG / IFVG
- FVGは3本足の1本目と3本目のヒゲが重ならない不均衡帯。IFVGは貫通後に反対の役割を持つと解釈される候補帯。
→ FVGの見つけ方
- Premium / Discount
- 選んだDealing Rangeの50%より上をPremium、下をDiscountとする相対的な価格位置。
→ Premium / Discount
- Order Block / Breaker Block
- Order Blockは重要な変位前の最後の反対色足を候補とする帯。破られた後に役割が反転する候補をBreaker Blockと呼ぶ。
→ Order Block
- Kill Zone
- ICTで重視されるロンドン・ニューヨークなどの観察時間窓。必勝時間ではなく、JST換算では夏時間に注意する。
→ Kill Zoneと夏時間
- Power of 3
- Accumulation、Manipulation、Distributionの3段階で日内値動きを整理するICTの説明モデル。
→ 日内シナリオ
- SMT Divergence
- 関連市場の一方だけが新高値・新安値を作る同期の崩れ。単独信号ではなく、位置・時間・構造が揃った後の確認に使う。
→ SMT Divergence
ファンダメンタルズ
- 経済指標
- 雇用統計・CPI(消費者物価指数)など、各国が発表する経済データ。発表前後は値動きが荒れるため、カレンダーで時刻を把握しておく。
→ 経済指標カレンダーの見方
- FOMC
- 米国の政策金利を決める会合(年8回)。ドルの金利は全通貨ペアに波及するため、FX最大級のイベント。
→ FOMCとは
- 日銀金融政策決定会合
- 日本の金融政策を決める会合。結果発表の時刻が決まっていないという特徴があり、円絡みのペアが大きく動く。
→ 日銀会合とは
実践・検証
- トレード日誌
- 1回ごとの取引の根拠・結果・感情を記録するノート。感覚を数字に変える唯一の道具で、上達の速度を決める。
→ トレード日誌の始め方
- デモトレード
- 仮想資金で行う練習取引。注文操作の習得には必須だが、「自分のお金が減る」感情の練習はできない。
→ FXの始め方
トレード心理・認知バイアス
- ギャンブラーの誤謬
- 「同じ結果が続いたから、そろそろ逆が来るはず」と考えてしまう思考のクセ。陽線が何本続いても、次の値動きの確率は変わらない。
→ 判断を歪める7つの認知バイアス
- 損失回避バイアス
- 同じ金額でも、損の痛みを得の喜びより強く感じる性質。損切りの先送りと利益の早すぎる確定(損大利小)の原因になる。
→ 損切りできない理由と、実行できる設計
- 確証バイアス
- 先に結論を決めると、都合の良い情報ばかり集めて不都合な情報を無視してしまうクセ。対策は「シナリオが崩れる条件」を先に書いておくこと。
→ 判断を歪める7つの認知バイアス
- 後知恵バイアス
- 結果を知った後に「最初から分かっていた」と感じてしまう錯覚。過去検証での実力の過大評価と、負けたときの過剰な自責を生む。
→ 判断を歪める7つの認知バイアス
- アンカリングバイアス
- 最初に見た数字(過去のレートや自分の建値)が錨になり、その後の高い・安いの判断を引っ張ってしまうクセ。
→ 判断を歪める7つの認知バイアス
- アベイラビリティバイアス
- 思い出しやすい出来事を「よく起こること」だと錯覚するクセ。SNSの派手な大勝ち話に引きずられてリスクを見誤る原因になる。
→ 判断を歪める7つの認知バイアス
- サバイバーシップバイアス
- 生き残った成功例だけを見て全体を判断してしまうクセ。退場した多数派は発信しないため、手法や専業の成功率を大きく見誤る。
→ 判断を歪める7つの認知バイアス